手縫い革製品 OUCHI革製品の特徴 > 革のウィークポイント

革製品の特徴

『革製品に弱点なし!?』

革製品にもウィークポイントはあります
革製品の長所・短所を知って
お買い物の参考にしてください

ウィークポイント

・水分に弱い

水分に弱い革

革は水分を吸収しやすいうえ、衣類のように手軽に洗濯(乾燥)ができない素材であるため、水気には注意が必要です。
吸収された水分の量や、成分(コーヒーやワインなど)にもよりますが、時にはシミ・シワの原因になったり、型崩れや硬化の原因になったりします。

とはいっても神経質になる必要はありません。雨が降ってきたらかばんに入れる。もしも濡れてしまったら、すぐに拭き取る。そういった対処をすることで大抵の場合、トラブルを回避することができます。

参考:「革の特徴」や「メンテナンス方法」を知ることは、トラブル回避・対応に役立つのはもちろん、より永く、愛着を持って革製品を使い続けるためにも役立ちます。

・シワ・トラ・血すじ

シワ・トラ・血すじ

革は天然の素材ですので、一枚ごとに個性があります。「シワ」や「血すじ」、首や手足の付け根などの革が重なる部分にできる「トラ」などがそれにあたります。

大きなシワやトラなど、デザインとして成立しないようなものは材料(部品)として使用することはありませんが、お気になさるお客様がいらっしゃることも確かです。
また、一方ではトラが入っている商品をお買い求めになりたいというお客様もいらっしゃいます。
革にはどんなものにも「天然の刻印」が必ずあることを、どうぞご理解ください。

・色ムラ

色ムラ

革の加工方法には、大きく分けて「タンニンなめし」と「クロムなめし」があります。加工の主な目的は「防腐」と「耐久性の向上」ですが、大抵の場合、この時に色付けを行います。その際に革の色味にグラデーション(ムラ)ができます。
この「色ムラ」は、加工方法(革の表情を活かすために強く染付けを行わないため)と、素材の個性の違い(革が天然素材であるためすべてが均一ではないため)から、どうしても発生してしまうものです。

参考:OUCHIでは原則、『一つの商品の部品は、同じ一枚の革から』切り取って加工していますので色味の違いは最小限に抑えられていますが、それでも若干の差が発生してしまうことについてどうぞご了承ください。

・傷について

天然の証し

革は一枚として同じものがない「天然の素材」です。育った環境や性格によって「革の表情」は千差万別。傷跡もそのひとつです。
また、革は丈夫な素材ですが、小さな傷には弱いという面を持っています。特に先の尖ったものなどでは容易に傷が付きます。
ですが、『傷という魅力』(別頁)にもあるように、色を深めていく過程で傷を目立たなくさせるという特徴を同時に持ち合わせているのが革です。また、使い込むことによって表面がグレージングされ、コーティングされたような状態になり製品の耐久性が向上します。
基本的には、使い始めにいくらかのご配慮をいただければ、あとは気兼ねなくご使用いただけます。

参考:OUCHIでは大きな傷がある部分を製品の部品として使用することはありませんが、革は一つとして同じものが無い素材であることをご承知ください。(詳細は『肌合い(テクスチャ)』をご覧ください。)

・使い始めの固さ

硬→柔らかに

革の種類や厚さによって差はあるものの、革には独特の「ハリ・硬さ」があります。そのため、使い始めにカード入れ部分やペン差し部分などが窮屈に感じられることがあります。

ですが、いつまでも硬く・使いにくいわけではありません。革は使いこむことで、開閉部分やちからのかかる部分が次第に柔らかくなっていきます。カード部やペン差し部なども同様です。
その変化はゆるやかですが、いつの間にか硬かった革が柔らかく・使いやすくなっていることに気づかれることと思います。